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​代表者挨拶

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共同代表 木之内 均

昭和36年9月神奈川県川崎市生まれ

58年2月南米で農業研修(15 ヵ月)

60年3月九州東海大学農学部卒業

60年4月旧長陽村にて農業新規参入

平成9年1月(有)木之内農園設立

15年6月(株)花の 海設立

主な役職として

(有)木之内農園代表取締役会長

(株)花の海相談役

熊本県教育委員

東海大学経営学部学部長

著書「大地への夢」

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熊本県農業は禁煙、農業者の高齢化による離農の急増と新規就農者の減少により、後継者不足に直面している。

また、担い手不足は、地方経済を直撃しており、地方では人口減少が加速度的に進み、地方創生の方向性は、なかなか見えないのが現状である。

このような中、阿蘇のシンボルと言える赤牛は、少頭数飼育の繁殖農家の高齢化による廃業が急増しているため、ヘルシー肉としてブームとなった赤牛生産を直撃しており、子牛価格は、ここ数年高騰を続け10年前の2〜3倍になっている。

しかし、この高値にもかかわらず、大規模農家の増頭は追いつかず、赤牛の飼育頭数は減少の一途をたどっている。

また赤牛の減少は農業面だけの問題にとどまらず、特に阿蘇地方においては放牧地として利用している草原の維持や阿蘇の景観形成にも不安材料となっている。

春の風物詩として名高い阿蘇の野焼きは観光にも大きく貢献しており、赤牛の増頭は農業と観光の両面から阿蘇における最も重要な地域創生につながる産業である。

このような中、4月に発生した熊本地震では、阿蘇地方も大きな被害を受けた。

とりわけ阿蘇の玄関口として、交通の要所でもある立野地区住民の生活基盤となる道路や生活インフラにも大きな被害があった上に、梅雨の集中豪雨により、さらに被害は拡大している。

この地区は2ヶ月にわたり立ち入りができなくなった。

そのため、地域住民の落胆は図り知れないものがある。

このような状況の中で、農業用水や水路、農業の復旧にはかなりの時間がかかると考えられるが、水田の転作による牧草つくりは現在の状況でも可能であり、地域の人々と協力しながら、水稲中心の農業形態を切り替え、赤牛の繁殖を中心とした牧場を立ち上げることで、地区の基幹産業として地域の創造的復興につなげたいと考えた。

阿蘇の玄関口での赤牛牧場は、まさしく阿蘇の復興のシンボルになると同時に、地域の持つ原野の維持にもつながる。

また、この事業を立ち上げることにより、地域住民の大きな被害を受けた東海大学農学部の学生の雇用にもつなげることで、地域に若い担い手を残すことになると同時に将来の阿蘇観光や赤牛肉の観光施設への供給元として農業振興と観光振興の両面から地域に貢献することで、熊本の未来につながることが期待できる。

​くまもと阿蘇県民牧場(株) 代表取締役

木之内 均

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1954年1月6日、熊本市生まれ。

青山学院大英米文学部、産業能率大を卒業。

79年、米グッドイヤー社オハイオ州本社、カリフォルニア州勤務。

2006年、東光石油の代表取締役社長就任後、会長職まで務め2014年に退職。

2004年〜2014年熊本暮らし人まつり「みずあかり」実行委員長に就任。

熊本いいくに県民発電所株式会社 取締役社長

株式会社エイジア・フロンテア 代表取締役

一般社団法人熊本暮らし人まつり 代表理事 

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共同代表 石原 靖也

2016年熊本を襲った大地震。特に阿蘇のダメージは大きかった。

その数か月後、まだ復旧の目途さえ建っていないと思われる時、被災した東海大学農学部、その教授職で、学生の被害対策に奮闘し、自らも被災した立野地区で苺園を営む盟友の木ノ内 均から相談があった。

「水が来ない立野地区は、水田へ戻せない。

そこを牧草地にして赤牛の牧場をやろうと思うのだが、手伝ってくれないか!」と言う内容だった。

 

被災地のど真ん中にいるにも拘らず、なんと前向きな男だろうと改めて感心したが、農業者でもない私にとって飼育だの肥育だの初めて聞く、全くの未知の世界。

確かに、大阿蘇の風景でもある草原は、赤牛の減頭によりその草原の維持がオール九州の大きな課題の一つともなっている。

その貢献の一助となることの興味が無い訳でもない。

又年齢的にもサシのぎらぎらする和牛よりは、渡米すると真っ先に、ピシッと肉の締まったアンガスのTボーンステーキをぺろりと平らげる程の赤身派を自負する者として、「なかなか国内では食するチャンスが無い阿蘇の赤牛のステーキを思いっきり腹に入れるためには牧場経営もあるか。」

そんな思いと欲が合い混じり「面白い!やろうじゃないか!」と二つ返事でその提案を受け入れることにした。

 

それからは、複雑な牛の世界の勉強、セリ市場にも数度赴いた。全てが初めての世界。食卓との遠い距離を感じる。消費者にはなかなか見えないものがある。

そして改めて、本当に安心安全なそして健康的な牛肉の生産を、消費者の立場で関わるということを決めた。

本来、牛が介在することで阿蘇の草原の資源は循環し、その阿蘇だからこそ大らかにのびのびと牛も育つことが出来る。

その命を頂く立場として「命の尊厳と恵み」に感謝できる消費者であり、その思いを生産や流通の場に投げ続け、県民の多くの方々が関わりを持ち愛して頂ける、

そんな牧場にしたいと切に思うところである。

 

くまもと阿蘇県民牧場(株)代表取締役社長

石原靖也